pythonでpip installできなかった2パターン
比較的新しいライブラリをインストールしようとすると結構インストールできない現象ってなりますよね
pythonのバージョンが古くてダメだったり、最新にしたらしたでダメだったり
今回はC++コンパイラの件とpythonバージョンの件です
前提としてOSはwindows10です
distutls.errors.DistutilsPlatformErrorの件
とあるライブラリをインストールしようとしたら
Microsoft Visual C++ 14.0 or greater is requiredというエラー
その通り Microsoft Visual C++ 14.0 が必要だそうです。おそらくコンパイルに必要なのでしょう
ということで良心的にURL記載があるので飛んでみます
Build Toolsのダウンロードを押すとexeがダウンロードされました
これを実行すると画面が立ち上がったのでC++によるデスクトップ開発を選択しました
そうすると右側にずらーっとなんかでてきたのでMSVCなんやかんやビルドツールってのがあるので
ダウンロードしました。
正直種類がありすぎてどれがいいのかわかりませんが最新の何個か手前のバージョンを選択しています
ダウンロードが完了して、再起動後にpip install したら先のエラーは解消されました
よくわかんないけどsetup.py ~~ error と出たケース
こんなエラーです。結構よく見ます
どうやらバージョン系によるエラーだということです。
自分は以前python3.6だったけど古くていろいろ不具合があったので一気に最新のpython3.10に再インストールしていました。
最新がダメで古いのを再インストールするのもモヤモヤなので、複数バージョンをPCに入れることにしました
公式にアクセスし今回はpython3.9をインストール
拡張子の扱いとか知らんのでインストーラーを選択
ダウンロード後にインストーラーexeを実行するとおなじみの画面が表示されるのでインストールします
ここで重要なのは今回はPATHを通さないことです。
インストール完了後にpythonコマンドを打つと、最新のpython3.10が実行されます。
その他のバージョンを選択する場合はpythonコマンドでなくpyコマンドを実行します
py -3.7
python3.7はなくて3.10と3.9があるよ的な内容ですね!
python3.9でvenv環境構築実行したい場合は以下コマンドです
py -3.9 -m venv venv
そして
cd venv
call scripts\activate.bat
pip install XXXXX
これで今までのエラーは解消されました。
今回のエラーが発生した場合は、まずライブラリの公式ページで推奨のpythonバージョンを確認したほうがいいですね
自分はノリで突き進んで、今回はうまくいったけどダメだったら悲惨なので。。
ではまた